写真満載!手作りカフェトレイで素敵な昼下がりのコーヒーを楽しもう

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DIYでカフェトレイを作る

昼下がりに頂くコーヒーの味は格別ですが、そんなひとときをさらに素敵にしてくれるアイテムがカフェトレイです。この記事では、手作りカフェトレイの作り方について詳しくご紹介します。

材料

DIYでカフェトレイを作るために必要な材料と道具は以下の通りです。

  • フレーム用の木
  • ベニヤ板
  • タイル
  • タイル用接着剤
  • タイル用目地材
  • ニス

カフェトレイのデザインには色々なものが考えられます。板に取っ手を取り付けただけのシンプルなものや、板を色んな形に切ってタイルのようにデザインしたものなど、好みやブランチの雰囲気に合わせて選ぶことができます。今回は、残置物で大量に余っているタイルを使用しつつ、端材の木材も消費できるデザインを選択しました。トレイの周囲に段差を作るようにデザインし、食器やコップがトレイから落ちないようにすることができます。

作り方

step 1:タイルのデザインを決める

単純に横に並べるだけでも良い雰囲気になるタイルですが、今回はもう少し凝ったデザインにしてみる事にしました。

step 2:タイルをカットする

今回使用するタイルは5mm程度の厚みがありますが、ガラスカッターを使用してカットする事ができます。やり方は、ガラスカッターで傷をつけてからハンマーで裏側を叩くだけです。ガラスカッターで傷をつけるチャンスは一度だけである点に注意が必要です。何度も重ねて傷をつけると、真っすぐ上手にカットする事が難しくなります。

傷の裏側をハンマーで軽く何度も叩いていると、いきなりパカッと綺麗に割れます。コツをつかんで上手に割れるようになるまで10枚くらい消費したので、タイルは余分に準備しておいた方が良いかもしれません。

こうして今回作成したいデザインのタイルが準備できました。

step 3:トレイの大きさに合わせてベニヤ板をカットする

タイルのデザインが決まれば、トレイの大きさも決まります。ベニヤ板は後でフレームに差し込む形になるので、数ミリ程度一回り大きい形でベニヤ板をカットします。

(カメラが邪魔で変な切り方をしていますがお気になさらず…。)

step 4:フレームを作る

フレームには端材の垂木を使います。ベニヤ板を差し込むホゾを掘る為、丸鋸を何度か通します。深さは約5ミリ程度としておきました。

ガイドを使って少しずつホゾの幅を広げます。今回使用した3ミリ厚のベニヤ板を差し込む為に、丸鋸を三回通しました。

フレームの端を45度にカットします。

こうする事で最後フレームを組んだ時にホゾが見えないようにできます。

step 5:フレームを組む

ベニヤ板とフレームの準備が出来たら、フレームを組んでいきます。まずは木工ボンドをふんだんに使って全てを固定していきます。

角はマスキングテープを貼り、ボンドが渇いくまで固定しておきます。はみ出たボンドはティッシュ等でふき取っておきます。

ボンドが渇いたら、より頑丈になるようにビスでも固定しておきます。あとで水に濡れた時を想定し、ビス頭はダボ埋めして隠すようにします。使用するのは以下のようなダボ錐です。

ダボを打つ位置があまり端の方に寄りすぎると45度に切った部分の薄い箇所が弱くなるので、若干内側に寄せた位置にダボ穴を空けました。

45度の端の薄い部分を傷めないように注意しながら、ダボを打ち込めばフレームは完成です。ちなみに、ダボとして売られているものよりも、同じ径で丸棒として売られているもののほうが安くつきます。

はみ出た部分は以下ののこぎりでカットします。ダボ処理には欠かせない優れものです。

フレームが組みあがったら、全体的にやすり掛けをして角を丸くしておきます。

step 6:ワックスを塗る

今回使用したワックスは、BRIWAXのラスティックパインです。個人的にこの色は濃すぎず薄すぎず、丁度良い感じに木目を引き立たしてくれる色のような気がして気に入っています。

塗り残しが無いように隅々まで丁寧に塗っておきます。

は最後タイルを敷いて見えなくなるので省略もできますが、今回は塗っておきました。

step 7:タイルを敷く

タイルはタイル用の接着剤を使用して固定します。使用したのはこちらです。

説明書に書いてあるとおり、3mm程度の厚みで塗りました。

上からそっとタイルを置きます。タイルは事前に並べてマスキングテープで固定しておきました。

この状態で接着剤が渇くまで一晩放置しておきます。

step 8:目地材を埋める

使用した目地材はこちら。

適量をボウルに出して水を少しずつ加えながら混ぜていきます。

混ぜ終わったら、目地を埋めていきます。仕上がりが良くなるように、フレームはマスキングテープで養生しておきます。目地材はできるだけ空気が入らないように、ベニヤ板の板の端材で押し込むようにしながら埋めていきました。

ある程度目地を埋め終わると、フレームの外から振動を与えてさらに空気を抜いていきます。かなりゆっくりと目地を埋めていったつもりでしたが、やっぱりあとから空気が出てきました。

目地をきちんと埋める事ができたら、目地材が渇く前にフレームに貼ったマスキングテープをはがしておきます。

この状態でしばらく乾かし、完全に乾ききっていない状態の時にタイルの上に塗ってしまった目地材をふき取っていきます。目地材が完全に乾ききってしまうとふき取るのが困難になるので注意が必要です。

タイルの上の目地材を綺麗にふき取る事ができたら、日陰で水平な場所に置いて一晩乾かします。

step 9:ニスを塗る

飲み物をこぼしたりして水洗いする必要が出てくるかもしれないので一応ニスを塗って防水仕様にしておきます。まずはマスキングテープでタイルをカバーします。

使用したのはこちらのニスです。

塗りすぎてダマになってしまわないように注意しながら、適量を塗っていきます。

乾燥させながら片面ずつ塗り、両面のニスが渇けば完成です。

完成!

目地材を入れる時に振動を適度に与えていると、仕上がりがとてもスムーズになります。

タイルなどの材料が他にも余っていたので、サイズやパターン違いのものを他にもいくつか作ってみました。

最後に

普段の何気ない昼下がりのコーヒーも、たったひとつのアイテムでより素敵に味わう事ができます。もしよければぜひあなたもDIYでカフェトレイを作ってみてください。

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