コロナで失業したのを機に解体寸前だった空き家を購入しました。

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コロナ到来、そして失業

コロナが来るまで、フランス人である僕の妻はアルバイトや英語を教える仕事を、僕は普通にサラリーマンをしていました。日本になかなか馴染めない妻は、ことあるごとにフランスに帰りたがってはいましたが、夫を残しては行けない気持ちも強かったようで、葛藤しながらも日本に滞在してくれていました。

そこにコロナが到来しました。

ほどなくして妻は仕事がなくなり、ほぼ家にいる生活になりました。僕の仕事もリモートワークなどが始まり、一緒に家で過ごす時間が増えました。ずっと家にいると、だんだん心が暗黒面に堕ちていきます。妻は特に、フランスに帰りたくても帰れない状態がかなりのストレスだったようで、ダースベイダーのような表情で夫を睨むことが多くなっていきました。僕は僕で、仕事を続けるモチベーションが日に日に低下し、やがて退職することになりました。

空き家をセルフリノベーションしてみる?

「そうだ、空き家を買おう」

言い出したのは僕です。インターネットで、空き家を自分たちでリノベーションして素敵な居住空間やシェアスペース等に生まれ変わらせている人たちが大勢居ることを知り、僕たちにも同じことが出来れば、ステイホームしながらリノベーションに勤しむ事ができそうだと思ったからです。フランスに帰れなくて嘆いてばかりいる妻にとっても、いい気晴らしになるのではという期待もありました。

妻は最初からとても乗り気でした。フランスでは中古物件を購入するのが一般的らしく、中古物件をセルフリノベーションして暮らしている友人も多いそうです。僕の友人には新築を建てる人はいても、中古住宅を購入した人はいません。中古物件を購入することに抵抗がないどころか、むしろそれが普通だと思っている妻にとっては、少し手直しすればまだまだ住める家が、解体されて更地になっていくのは悲しい事だと思っているようです。

物件探し開始

市場にはどんな中古物件が出回っているのか調べてみたところ、探せば100万円以下の物件や、中にはゼロ円物件なんていうのも存在することが分かりました。とはいえ、家屋の損傷の程度や心理的瑕疵の有無、ハザードマップや地域特性など、購入前に調べないといけない事は盛り沢山です。毎日物件を検索しては、ああでもないこうでもないと話し合う日々でした。

実際に物件を探し始めて約半年を過ぎた頃、やっと良い縁に恵まれました。物件を見つけてから購入まで、全てが一ヶ月以内に完了するというスピード契約でした。具体的に、どのようにして物件を見つけ、購入に至ったのかは以下の記事に詳細を書きましたのでよければご覧ください。

購入、そしてセルフリノベーション開始

以下は契約を済ませたその足で物件を訪れた時の様子を動画にしたものです。
※日本語字幕をオンにしてご覧ください。

全く知識も経験もない夫婦ですが、せっかく頂いた縁なので、誠心誠意リノベーションに取り組んでいきたいと思います。

毎週土曜日に動画をアップロードしていますので、よければチャンネル登録よろしくお願いします!

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One thought on “コロナで失業したのを機に解体寸前だった空き家を購入しました。

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