僕達がなぜ空き家を購入することにしたのかは、こちらの記事をご確認ください。
たまたま良縁に恵まれて、自分等が理想とする物件を購入することができました。今回は、どのようにして物件を探し出し、購入に至ることが出来たのかをご説明します。
購入した物件の詳細
- 購入金額 :150万円
- 築年数 :約50年
- 構造 :二階建て木造住宅
- 土地 :約200㎡
- 居住スペース:一階 約70㎡ 二階 約30㎡
- 間取り :4LDK
- 設備 :上下水道、都市ガス
- 所在地 :地方都市の県庁所在地
この物件の購入時の内部の詳細は、以下の動画からご確認いただけます。
空き家探しのコツ
この家が見つかったのは、athomeです。空き家探しの最大のコツは、ずばり
【古家ありの土地】を探すことです。
お世話になった不動産屋さん曰く、空き家を売りに出す時は、売却価格に解体費用を上乗せして土地として売り出す事がほとんどだそうです。住宅としてはほとんど価値がないだろうから土地として売り出そう、そして解体費用は売却金額からまかなおうという考え方です。空き家を持て余している方々にとっては、当然な考え方だと思います。でもその中には、少し手を加えればまだまだ住める状態の家まで紛れ込んでしまっています。こういう家を解体前に探し出すため、以下の方法で空き家探しをしました。
空き家探しの具体的な方法
試しに、東京都で物件を探してみます。
①カテゴリを「土地」で絞る
土地で絞ったあとは、とりあえず「すべての物件を見る」に入ります。
②価格を絞る
価格帯で物件の件数が大きく変わるので、まずは価格を予算金額内で絞ります。
③画像に家らしいものが写っているかどうかを見る
検索フィルタには「古家あり」というチェックボックスもありますが、情報を掲載した人が設定し忘れてしまうこともあるようです。なので手間ですが、検索結果に出てくる小さな画像の中に、家が写っているかどうかを一つ一つ確認したほうが確実です。土地として売り出されている関係上、ほとんどの物件は家に関する情報が記載されていません。なので画像から分かる範囲で家の大きさや損傷の程度を確認します。Googleストリートビューを使うのも手です。画像の右下に撮影日が記載されているので、撮影当時がどのような状態だったかを見ることができます。
④問い合わせ前に最後のチェック
家が見つかり、状態も良さそうと判断できたあとは、僕達は以下の項目をチェックしていました。
- 津波や洪水、土砂崩れのハザードマップのエリア外か
- 最寄りのスーパーなど日常生活を送る上で不便はないか
- 周囲の街の様子から、懸念になりそうなことはないか
ハザードマップは、「市区町村名 ハザードマップ」で検索すると大体一番上に出てきます。災害のリスクはできれば避けたいので、事前にきちんと確認しました。また、スーパーやドラッグストア、ショッピングモールなど、日常生活を送る上で不便はないかどうかもある程度事前に調べておきました。「線路や幹線道路が近い立地なら騒音が問題になるかも」だとか、「田んぼが広がる地域ならカエルがうるさそう」など、周囲の街の様子をある程度想像しておくこともしていました。事前に想像を膨らませておくことで、内見時に確認する項目を洗い出しておくことが狙いです。
僕たちの場合は、上記のようにして半年以上物件探しをしていました。その間、約十件ほど内見へ行きました。内見を重ねれば重ねるほど、自分たちの理想の条件が明確になっていくのを感じました。これから空き家を探される方には、時間や予算が許す限り多くの物件を内見するのをおすすめします。
次のページでは、家が見つかった場合の不動産屋への連絡方法をご説明します。
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