お粗末な工事内容を写真でどうぞ

結局、全ての工事が終わるまで十日以上かかりました。見積もり時には五日程度という話だったので、倍かかった事になります。悪徳社長からは工期延長に関する事は何も報告はありませんでした。この悪徳社長の対応が悪いだけであれば、安かろう悪かろうで割り切れることも出来たかもしれませんが、お粗末な工事の結果を見るととても残念な気持ちになります。どんなお粗末な工事をされたか、下に写真でお見せします。念のために補足しておきますが、屋根の修理業者に屋根の修理を依頼した結果の写真です。

この屋根の部分は、この悪徳業者には触らせなかった部分です。ほかの箇所がお粗末すぎるので、ここは省いて早く工事を終わらせて欲しかったためです。
工事が始まる前には真っ直ぐ並んでいた瓦が、工事完了後にズレています。
悪徳社長が「初めからズレていたのでは…」と言いかけたので、この写真を見てもらいました。すると、「私には初めからズレているように見える」との事でした。

それでも全額請求されかける

工事が終わってから、日を改めて悪徳社長に来てもらい、上記のお粗末な工事結果を一つずつ一緒に確認していきました。確認した結果は上記の通りです。

全てを確認し終わったあと、請求についてはどうなるのかを聞きました。すると、謝罪らしい謝罪もないまま全額を請求されかけました。

驚きを隠せませんでしたが、こちらには消費者センターに相談する準備がある旨を伝えました。不正工事が発覚したあの二日目以降、本当にこまめに録画や録音をしていたので、相談材料には事欠きません。

消費者センターという言葉を聞いた瞬間悪徳社長の表情は一変し、いくら値引きすれば納得してもらえるかと相談を受ける形になりました。こちらとしては、一緒に確認したお粗末な工事の内容をもう一度振り返り、正当な額だけ請求して欲しい旨を伝えました。すぐに電卓を取り出して計算を始めた悪徳社長を見ていると、他のお客さんの工事でも同じようなやりとりをたくさん経験して慣れているのではないかという印象さえ受けました。

提示された金額を飲むか、消費者センターへ相談するか。

妻とも相談し、提示された金額を飲むことにしました。消費者センターへ相談してもろもろの処理に時間を費やすよりも、リノベーションを前に進めることを優先した形です。正直、この選択が正しかったのかどうかは今でも分かりませんが、とりあえず屋根の修理は終わらせることが出来ました。

教訓

自分たちが今後また屋根の修理を業者に依頼することがあるなら、以下のような対策を徹底したいと考えています。

• 承諾を得た上で、全てのやりとりを録音・録画しておく
• 作業の工程を事前に細かく確認する（特に板の厚みは要確認）
• 作業中に見学（録音・録画）させてもらうことに承諾を得る

悪徳業者であれば嫌がりそうな内容、きちんとした業者であれば理解を示してくれそうな内容のつもりです。この内容を伝えた時の反応で、ある程度悪徳業者かどうかを見抜ける可能性を上げられると思います。

最後に

悪徳業者は確実に存在します。自分たちが被害にあったこの業者は、今でも屋根修理業者としてインターネットの検索結果に出てきます。
このブログが、将来どこかの誰かのお役に立てれば嬉しいです。どうか、同じような被害を受ける人がいなくなりますように…。

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今回の悪徳業者の所業は以下の動画にまとめていますので、よろしければそちらもご確認ください。